ゆうゆうこどもアレルギークリニック 尾崎 優介 院長 (YUSUKE OZAKI)
日本医科大学を卒業後、日本医科大学小児科学教室に入局。同付属病院小児科をはじめ、日本医科大学多摩永山病院、日本医科大学武蔵小杉病院を経て、葛飾赤十字産院 新生児科、東京逓信病院 小児科に勤務し、日本医科大学小児科退局。新城・新作こどもクリニック、中島医院、中之島小児科クリニックに従事し、今年4月に開院。現在39歳
こどもや、そのご家族が気軽に明るい気持ちで受診できる環境を。

今年の4月1日に宮崎台駅のバスロータリーのすぐ目の前に開院しました。幼少期から田園都市線沿いの駅に住んでいたこともあり、宮崎台駅にも思い入れがありました。春には桜が一斉に咲き誇る素敵な場所で、お気に入りの場所です。クリニック名は、優しい雰囲気と遊び心のあるクリニックでありたいという思いと、自分自身の名前から「ゆうゆうこども」と命名しました。院内は子供が遊びに来るような感覚で、テーマパークのような雰囲気の内装にしました。スタッフの方も折り紙や画用紙を使って、院内に季節の装いをしてくれています。こども達が院内に入ってきて、「可愛い!!」と言っているのを聞くと、スタッフ皆で嬉しい気持ちになっていますね。受診してくださる皆様が、このクリニックに来ると元気がでる、明るい気持ちになれると思って下さるような環境作りを、スタッフ一同意識して頑張っています。
診察の際の心掛けていることは?
当院の診察で心かけていることは、丁寧に話を聞き、丁寧に診察することです。発熱症状一つをとっても、そのまま様子を診ていて大丈夫な子もいれば、精査や専門的な治療が必要になったりする子もいます。なかなか早い段階で、状態の良し悪しを判別するのは難しい事ですが、ご両親の訴えをしっかり聞き、丁寧に診察する事でできるだけ症状が悪くならないうちにしっかりと判断ができるように意識しています。また、アレルギー疾患や、夜尿症、赤ちゃんに関しての悩みや不安などに関しては、しっかりお話を聞く時間が必要になります。そのため、「専門外来」という名前の時間を設けて、ゆっくりお話しを聞いたり、アレルギーの検査など時間をかけて行ったりしています。
色々なネット情報に惑わされて、不安にならないように

今や、医療関係の情報に関してもネットですぐに検索できるような時代になりました。実際私自身も、ネットですぐに調べて勉強することができる環境は非常にありがたく感じております。一方で、間違った情報や不安を煽るような情報もたくさんあり、その情報のとらえかたが非常に難しいなと感じることがあります。患者さんも、色々なことをネットで検索をして、逆に不安が強くなっているケースも良く見受けられます。食物アレルギーに関してもアレルギーが心配でなかなか離乳食をうまくすすめることができないケースや、ちょっとした症状もアレルギーではないかと心配して来院されるケースもあります。しかし、離乳食で色々な食材を取るのを遅らせることは、食物アレルギー発症のリスクになるとも言われています。そのため、正しい知識の提供や、できる限りの検査をすることで、ご両親の不安を解消することで、こども達にとって色々と不利益がないようにしていかなければならないと思っております。
一人一人に寄り添った医療を提供したい
私は小児科専門医とアレルギー専門医の資格を持っており、一般的な小児科の疾患から稀な疾患の入院患者の治療、食物アレルギーや気管支喘息などのアレルギー疾患の検査や治療にも携わってきました。アレルギー疾患ひとつとっても、一人一人症状が違うため、この検査をすれば確実に診断できる、この治療をすればすぐに良くなるといったことがなかなかできません。当院では、数滴の血液から41種類のアレルゲン(抗原)に対する反応を調べることができるドロップスクリーンという検査を導入しています。採血検査が苦手でもこの検査ならできる子が多くとても役に立っています。しかし、検査結果のすべてが症状と一致するとは限らないのが、診断の難しいところです。そのため患者さん一人一人ともしっかり相談しながら、結果の判断や今後の治療方針なども決めていくようにしております。アレルギー疾患発症予防の観点からは、乳幼児期の湿疹はできるだけ早く良い状態にコントロールすべきと言われています。生後数か月で湿疹の程度が強いと、アレルゲンが肌から反応してしまい、体がそのアレルゲンに対してアレルギー症状をおこしてしまい食物アレルギーの発症リスクになると言われています。クリーンタイム(非感染時間帯)を作り、赤ちゃんの時期から受診しやすい環境を当院では作っております。早い時期から湿疹に対して治療介入することで、赤ちゃんの肌をツルツルの状態にして食物アレルギー発症予防もしていきたいと考えています。
子供に関する不安を解消し、ご家族が笑顔でいられるように
子供の体調不良や、発達やアレルギー症状など、少しでも気になる事があると、それが不安につながって、家族の生活にも影響が出ています。私にも2人の娘がいますが、子供の体調が悪くなると家族全員が大変な思いをし、全員体調を崩してしまうようなことも経験してきました。ちょっとした症状でも気軽に受診して頂き、早い段階で相談させて頂く事で、家族の不安をなくしていくことが当院の大切な役割だと思っています。また、アレルギー疾患に関しても色々な情報を得ることができるようになり、判断が難しい事も多いので必要なことがあればまずはご相談下さい。症状を話すことだけで不安を解消できることもありますし、必ず助けになる「敷居の低いクリニック」ですので、皆様のお役に立てればと思っています。
※上記記事は2025年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ゆうゆうこどもアレルギークリニック 尾崎 優介 院長 (YUSUKE OZAKI)
ゆうゆうこどもアレルギークリニック 尾崎 優介 院長 (YUSUKE OZAKI)
- 趣味・特技:開業前は、体力作りと健康のために1回10キロほどランニングをしたり、テニスを楽しんでいましたが、ちょっとご無沙汰しています。
- 好きな音楽:最近は中学2年の娘が聴いているBTSやNiziUなどを横で聴いている感じです。
- 好きな映画:『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』などファンタジー系の作品が好きです。ディズニー映画は家族と一緒に見ますね。

