さぎぬま歯科口腔外科 高根沢 妃弥呼 院長 (HIMIKO TAKANEZAWA)
鹿児島大学歯学部歯学科卒業。愛媛大学医学部附属病院歯科口腔外科などで研鑽を積み、2026年6月にさぎぬま歯科口腔外科を開院。
歯科医療の奥深さに魅力を感じて

高校卒業後、最初は岡山大学の医学部看護学科に進学しました。母が看護師だったこともあって、自然と医療の道を考えていたんですよね。ところが、大学で受けた歯科の先生の講義で「歯を1本失うと、そこからドミノ倒しのように歯を失っていくことがある」というお話を聞き、すごく衝撃を受けてしまって。それまで私にとっての歯医者さんは、子どものころの治療の記憶が強く「怖い場所」という印象しかありませんでした。でも、その講義を聞き、歯科医療って健康や人生に大きく関わっているんだなと。歯を守ることが健康な生活につながる。歯科の世界にはこんなにもたくさんの病気や専門分野がある。それを知り「もっと勉強してみたい」と思うように。翌年、改めて受験し直して歯学部へ進学しました。岡山大学で学んだ1年間は、一般教養から医療の基礎まで幅広く学ぶことができ、今振り返ってもとても有意義な時間だったと思っています。
愛媛から神奈川へ、そして鷺沼での開院
鹿児島で大学時代を過ごし、その後は研修医として地元の愛媛へ戻り、愛媛大学医学部附属病院の歯科口腔外科で研鑽を積むことに。そこでさまざまな症例を経験しながら、口腔外科について深く学んできました。その経験を活かし、2026年6月にさぎぬま歯科口腔外科を開院。子育ての都合で、このエリアに開院を決めましたが、鷺沼はとても住みやすい街ですよ。住宅街として落ち着いた環境がありながら、静かすぎるわけではなく、若い方からご高齢の方まで幅広い世代が暮らしている。街全体に活気があって、人の温かさも感じられる場所だなと。私自身、とても居心地の良い街だと感じていますし、この地域で長く医療に携わっていきたいと思っています。
「健口から健幸へ」を支える予防歯科

当院は、予防歯科に重点を置いているクリニックです。そこで、理念として掲げているのが「健口(けんこう)から健幸(けんこう)へ」という考え方。お口のなかから健康を守ることが将来的な幸せにつながる、という意味を込めています。歯が痛くなったら治療するというだけではなく、できるだけ健康な状態を維持しながら、自分の歯で長く食事を楽しみ、健康な生活を送っていただきたい。そのためのお手伝いをしたいと考えています。
また、予防歯科だけでなく、口腔外科にも力を入れているのが当院の特徴です。院内には口腔外科専門医が在籍しており、大学病院などで長年経験を積んだ医師が診療を担当しています。親知らずの抜歯だけでなく、口内炎や歯ぐきの異常、お口の中のできもの、舌のヒリヒリ感、顎関節の不調など、どこに相談してよいかわからない症状などにも幅広く対応できるので、お気軽に相談にいらしていただきたいです。実際に「舌がピリピリするけれど、どこを受診したらいいかわからなかった」「我慢していた」という方は少なくありませんから。
不安を取り除くための丁寧な説明
患者さんと接するときには、丁寧な説明とコミュニケーションを大切にしています。「どんな治療をされるんだろう」「痛いことをされるのではないか」「怒られるのではないか」と、そんな気持ちで来院される方も少なくありません。特に30代後半より上の世代の方は、昔の歯科医院で厳しく指導された経験をお持ちの方も多いんじゃないかなと思うんです。この状態で行ったら怒られちゃうかなと、そう思って受診をためらっている方もいらっしゃるかもしれない。そういった方々が不安をいただいたまま帰ることのないよう、しっかりとした説明を心がけていきたいなと。現在の状態を理解して、納得したうえで治療を受けていただきたい。そのために、ユニット台には大きなモニターを設置しています。レントゲン画像や口腔内写真を実際に見ていただきながら説明していますが、治療中に「今こういう状態ですよ」と経過を確認していただくことも。患者さん自身がお口の状態を理解すると、治療に対する安心感も変わってきますし、予防への意識も高まるのかなと感じています。
また、院内の衛生管理にも力を入れています。洗浄機やクラスB滅菌器を導入し、使用する器具はすべて個別にパッキングして管理しています。医療機関として当然のことではありますが、患者様に安心して治療を受けていただくため、特に気を配っている部分です。
家族みんなで安心して通える歯科医院を目指して
開院にあたっては、長く通い続けられる環境も意識しました。院内はバリアフリー。ベビーカーなど小さなお子様連れの方はもちろん、ご高齢の方まで。駅からも比較的フラットな道が続いているので、より来院しやすい環境を作りたいなと思いました。また、キッズスペースも設けています。決して大きなスペースではありませんが、入り口からできるだけ恐怖心を感じずに来院できるように工夫しています。さらに、当院は年末年始やゴールデンウィークを除き、土日祝日も診療を行っています。働き方改革やワークライフバランスが重視される時代ではありますが、その一方で平日に通院が難しい方も多くいらっしゃいます。そうした方々の受け皿になれたらと思い、チーム体制で診療を行っています。
今後は「このクリニック、よかったよ」とご家族やご友人に紹介いただける歯科医院になることが目標です。歯が痛くなくても構いません。何か気になることがあれば、おしゃべりしに来るような感覚でも大歓迎です。女性歯科医師だからこそ、お子様や歯医者さんが苦手な方にも少しでも安心していただければうれしいです。ご家族みんなで通っていただけて、地域の皆様のお口の健康を長く支えていけるような医院を目指してまいります。
※上記記事は2026年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

さぎぬま歯科口腔外科 高根沢 妃弥呼 院長 (HIMIKO TAKANEZAWA)
さぎぬま歯科口腔外科 高根沢 妃弥呼 院長 (HIMIKO TAKANEZAWA)
- 出身地:愛媛県
- 趣味・特技:読書、音楽・映画鑑賞
- よく読む本・愛読書:宮部みゆき、西加奈子、藤沢周平
- 好きな映画:「ハリー・ポッター」シリーズ
- 好きな言葉:One for all, All for one
- 好きな音楽:oasis
- 好きな場所:愛媛、瀬戸内海の海辺

