姉崎 弦 支配人(サギヌマスイミングクラブ鷺沼)のインタビュー

サギヌマスイミングクラブ鷺沼 姉崎 弦  支配人

サギヌマスイミングクラブ鷺沼 姉崎 弦 支配人 (YUZURU ANEZAKI)

神奈川県川崎市宮前区出身。ベビーから水泳を始め、小学校2年生のときに「サギヌマスイミングクラブ鷺沼」に。高校3年生まで選手として水泳に打ち込み、大学在学中からコーチ業にも携わる。

サギヌマスイミングクラブ鷺沼とは20年以上の付き合い

ベビーのころから水泳を始めて、小学校2年生のときに「サギヌマスイミングクラブ鷺沼」に通うようになりました。そこから、このクラブで中学3年生までは選手コースで競泳に打ち込み、高校生になってからは学校の部活動で水泳を続けました。その後、再びこのクラブに戻り、大学の4年間はコーチとして子どもたちを指導。卒業後は、水泳とは完全に畑違いの業種に就職するも、やっぱり水泳に関わりたいとここに戻ってきました。支配人を任されてから2年目ですが、コーチとしては10年以上。振り返ると人生の20年以上をこの場所で過ごしていることになります。やっぱり水泳が好きなんでしょうね。ただただ楽しい。それだけです(笑)。水泳には、絶対的な正解がありません。どうしたらもっと速く泳げるのか、どうしたら効率よく泳げるのか。その答えは一つではなく、常に試行錯誤が続きます。だからこそ面白い。今は指導する立場ですが、「どうしたらこの子の泳ぎがもっと良くなるだろう」「どうしたら上達させてあげられるだろう」と考え続けられることに大きな魅力を感じています。

0歳から100歳まで通えるクラブを目指して

鷺沼スイミングクラブが大切にしている考え方の一つに、「100年会員」というものがあります。生後6か月のベビークラスから始まり、幼児、小学生、育成クラス、選手コース、そして大人のマスターズクラスへ。さらに、現在はデイサービスも受け入れています。0歳から100歳まで長く通い続けられるクラブというのが、私たちの目指す形です。デイサービスをご利用いただいている方々を含めると、最年長は80代後半から90代の方になるのかなと思いますが、創立から約50年が経った今でも、長年通い続けてくださっている会員さんもいらっしゃいます。その歴史の長さは、私たちの大きな財産ですね。最近は、トライアスロンやオープンウォータースイミング、さらにはマラソン大会など、水泳だけでなく健康づくりにつながる活動やイベントも幅広く行っています。ただ泳ぐだけではなく、みんなで楽しむ場所でありたいなと。サギヌマスイミングクラブの“チーム”として、水泳以外のところでも交流を楽しめる。それも、当クラブの特徴だと思います。

子どもたちと同じ目線で向き合うことを大切に

コーチとして、お子さんたちと向き合うときに意識しているのは、彼らと同じ目線に立つこと。上から押さえつけるような指導はしたくないなと。まずは子どもたちの近くへ行って、目線を合わせて、しっかりコミュニケーションを取る。クラブ全体としても、抑圧的な指導はしないという考え方があります。もちろん危険なことをしたときや、人に迷惑をかけるような行動をしたときには、しっかり注意します。ただ、それは怒鳴るということではありません。「なぜダメなのか」を理解してもらうことが大切ですから。「なぜ今注意されたと思う?」と問いかけながら、自分で考えてもらう。家に帰って保護者の方にも、自分で説明できるくらい納得してもらわないと意味がないかなと思うんです。怒られたからプールに行きたくない、そんな場所にはしたくありません。楽しいからまた来たい。コーチに会いたい。そう思ってもらえるクラブでありたいんですよね。私自身、このクラブで長く過ごしてきましたが、昔から感じているのはコーチが何よりも温かいこと。だから居心地がいい。選手コースであっても、「怒られないように記録を出さなきゃ」「きつい練習が嫌だな」という空気ではなく、楽しみながら通える環境があるんですよね。その雰囲気は今も変わらず、クラブ全体の魅力だと思っています。

子どもの成長を見届けられることが最大のやりがい

日々、うれしいことはたくさんありますが、一番大きいのは子どもたちの成長を見られることですね。初めて来た日に1時間泣きっぱなしで、ずっと僕がおんぶしていた子がいました。それが、今では選手コースのトップ。立派に泳いでいる姿を見ると、本当に感慨深いです。「ここまで大きくなったんだね」と思うと同時に「できなかったことができるようになった」という瞬間に何度も立ち会えることが、自分のやりがいにもつながっています。泳げるようになりたいという目標を持って来る子もいれば、体力づくりや喘息の改善といった健康面を期待して通う子など、ここに来る理由はさまざま。なかには、水が苦手な子も。顔に水がかかるのも嫌、頭からシャワーを浴びるのも無理という子もいて。だからこそ、私たちはまず「泳げるようになる」ことより、「水を楽しめるようにする」ことを大切にしています。水が好きになれば、自然と泳げるようになりますから。楽しいからもっと水のなかで遊びたい、もっと泳ぎたい。その気持ちが成長につながるんですよね。うちの娘も当クラブに通っていますが、今では頭からシャワーをかけても平気です。そんな成長をたくさん見てきましたから、「ここに来れば大丈夫ですよ」と自信を持って言えますね。

健體康心という理念と、これからの目標

私たちには「健體康心(けんたいこうしん)」という企業理念があります。一般的に健康というと、「病気をしていない状態」や「元気な状態」を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、私たちが考える健康は少し違います。人生の目標や目的を達成するための、心と体の最適な状態。それが健康だと考えています。例えば力士には力士の健康な体がありますし、人によって理想の状態は違いますよね。それぞれの人生に合わせて、心と体を整えていくことが大切なのかなと。だからこそ、私たちは単に泳ぎを教えるだけではなく、皆さんの人生を豊かにするお手伝いをしたい。そう考えています。この場所で長く運営しているので、保育園などに挨拶まわりに行くと、「サギヌマさんね」と声をかけていただくことも多くありますが、まだまだもっと多くの方に当クラブを知っていただきたい。個人的には、宮前区から泳げない人をなくしたいくらいの気持ちです。子どもだけでなく、大人の方にも気軽にいらしていただきたいですね。最近は大人クラスへのお問い合わせや入会も増えています。全く泳げない状態からスタートされる方もいますし、「今さら恥ずかしい」と思いながら来られる方もいます。でも大丈夫です。集団レッスンの中でも個別にアドバイスを行い、それぞれの目標に合わせてサポートしていますから、安心していらしていただければと思います。お子さんと一緒に入会される方もいらっしゃるんですよ。「子どもはもうクロールが泳げるのに、私はまだ泳げなくて…」と言われる方も。そんな会話も家族のコミュニケーションの一つになるかもしれないですよね。子どもから大人まで、泳げる人も泳げない人も関係ありません。健康になりたい方、泳ぎを身につけたい方、新しいことに挑戦したい方。ぜひ一度、サギヌマスイミングクラブに来てください。私たちと一緒に、水泳を人生の一部にしていただけたらうれしいです。

 

※上記記事は2026年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

サギヌマスイミングクラブ鷺沼 姉崎 弦 支配人 (YUZURU ANEZAKI)

サギヌマスイミングクラブ鷺沼 姉崎 弦 支配人 (YUZURU ANEZAKI)

  • 出身地:神奈川県川崎市宮前区
  • 趣味・特技:水泳
  • 好きな音楽 :宇多田ヒカル
  • 好きな場所:夜景がきれいな場所

INFORMATION

サギヌマスイミングクラブ鷺沼

電話 044-856-7211
所在地川崎市宮前区有馬4-3-21
最寄駅鷺沼駅 徒歩10分
駐車場30台
営業時間各種お手続き受付時間
[月曜~土曜]10:00~18:00
[日曜]9:00~11:00
定休日スイミングのスケジュール表に準ずる
Web http://www.saginuma.co.jp/
ジャンル キッズスクール スイミング
特徴 ●ステンレス製室内温水プール ●珪藻土を使用したろ過システム ●広々体操場 ●遠赤外線輻射熱サウナ完備 ●トレーニングルーム完備 ●送迎バス運行[都筑区・港北区] ●東急電鉄「鷺沼駅」より徒歩可