善明 叙新 監督(チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台))のインタビュー

チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台) 善明 叙新 監督

チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台) 善明 叙新 監督 (JOHNI ZENMYO)

10歳から器械体操を始める。 日本体育大学体育学部体育学科 卒業。インターハイや国民体育大会出場など様々な成績を残す。2020年より現職。

10歳から始めた体操が、今の原点に

もともと体を動かすことが好きで、幼い頃には空手も習っていました。10歳のとき、体操をしていた親の影響と、先に兄が始めていたことをきっかけに、自分も器械体操を始めました。高校、大学と競技を続け、日本体育大学では体育学を学びながら、さまざまな大会に出場しました。高校時代には四国体操競技選手権大会で優勝し、インターハイや国民体育大会にも出場。大学では六大学選手権で団体優勝を経験しています。
大学卒業後、現在につながるきっかけになったのは、学生時代のアルバイトでした。体操の先輩がこちらの教室の母体であるチエスポーツクラブでアルバイトをしていて、人を探しているという話を聞き、「体操なら自分にもできる」と思って働き始めたのです。そのまま「社員にならないか」と声をかけていただき、入社することになりました。そうして体操を教える仕事を続ける中で、現在の活動につながっていきました。
『CSC 宮崎台』は2020年頃からスタートしています。以前、幼稚園受験の会社が使用していた体育館を引き継ぐ形で始まり、最初は土曜日のクラスから。少しずつ生徒が増えていくにつれて、クラスを広げてきました。現在は宮崎台のほか、荏田方面でも教室を開き、幼稚園やスポーツセンターなどへの派遣指導も行っています。

幼児から小学生まで、成長に合わせた体操教室

教室では幼稚園から小学6年生までを対象にしています。親子体操では1歳半から3歳くらいまでの子どもたちが保護者の方と一緒に、ボールやフラフープ、さまざまな器具を使いながら、まずは体を動かすことを楽しみます。そこから「もう少し体操をやってみたい」という子が幼児クラスへと進み、さらに小学生クラスへと続いていきます。
幼児クラスでは、マット、跳び箱、鉄棒、トランポリンの4種目を中心に、前回りや後ろ回り、側転、逆上がりなど、基本的な技を身につけていきます。小学生になると、体も大きくなり、力もついてきますから、技の難易度を上げながら、その技につながるトレーニングもしっかり行っていきます。バク転など、より高度な技にも取り組めるようになります。また、火曜日と水曜日には一般向けのバク転教室も行っています。純粋に「バク転ができるようになりたい」という子もいれば、チアリーディングやアクロバット系のダンスなどでバク転が必要になり、専門的に練習したいという子もいます。年齢としては二十歳くらいまでを目安に、体を動かせる年代の方を受け入れています。

体操は、さまざまなスポーツにつながる「基礎」

体操は、いろいろなスポーツの基礎になるものだと思っています。体幹や柔軟性など、体を動かすうえで必要になる基本的な要素が、体操には詰まっているのです。実際、サッカーをしている子が体幹を鍛えたい、体が硬いので柔軟性を高めたいという目的で通ってくることもあります。
今の子どもたちは、以前に比べて外で遊ぶ機会も少なくなっています。体の使い方そのものがわからないことで、転んだときなどにうまく自分の体を守れず、けがにつながってしまうこともあります。体操を通してさまざまな体の動かし方を経験しておくことは、そうした場面で自分自身を守ることにもつながっていくのではないかと思っています。
そのため、指導では何よりも基礎を大切にしています。ブリッジや倒立など、技の土台になる動きを、上達の早い子もそうでない子も、同じようにしっかり練習します。基礎が身につくのが早ければ、それだけ次の技を覚えるスピードも上がっていきます。焦って難しい技に進むのではなく、一つひとつ土台をつくっていくことを大切にしています。

「できた!」という経験の積み重ねが、子どもたちの健やかな成長につながっていく

子どもたちのモチベーションを引き出すためには、やはり褒めることが大切です。声をかけながらテンションを上げてあげたり、ときにはゲームのような形を取り入れたり。気持ちが乗っているかどうかで、体の動きや力の入り方も大きく変わってきますから、その子に合わせた関わり方を考えています。
私たちが目指しているのは、必ずしもオリンピック選手を育てることではありません。もちろん、体操を続ける中で「選手になりたい」という目標を持った子がいれば、その気持ちはしっかり応援して、選手を目指せるクラブチームへ進むことも後押ししています。一方で、日常の中で体操を役立ててもらうことも大切にしています。
たとえば学校の体育でマット運動をしたときに、お手本になれるように。実際に「今日、学校でお手本をやったよ」と話してくれる子もいます。そうした経験が自信になり、学校を楽しく感じるきっかけになればうれしいですね。体操で身につけた基礎は、サッカーやドッジボールなど、さまざまな活動にもつながっていきます。そのうえで、体操そのものを好きになってくれれば、それが一番だと思っています。

地域のみなさんへメッセージ

教室には、体を動かしたいという目的だけでなく、人との関わりや仲間づくりを求めて来てもらってもいいと思っています。現在は少人数制で、幼稚園のクラスは6人、小学生は最大10人ほど。人見知りだったり、大きな集団になかなか馴染めなかったりする子にとっても、まずは小さな集団の中から少しずつ入っていくことで、その先の大きな集団にも飛び込んでいけるようになるかもしれません。体操という共通の目的があれば、自然と仲間ができていくこともあります。そういう意味でも、教室を仲間づくりの場として活用してもらえたらと思っています。
また、よく転んでけがをしてしまうなど、体の使い方に不安がある子にも、ぜひ体操を経験してもらいたいですね。いろいろな動きを身につけることで、自分の体を守る力を高めることにもつながると思います。
見学は随時受け付けていますので、ご興味があればお気軽にご連絡ください。体を動かす楽しさを知り、できることが一つずつ増えていく。その経験が自信になり、学校やほかのスポーツ、そして人とのつながりにも広がっていけば、それが私たちにとってもうれしいことです。

 

※上記記事は2026年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台) 善明 叙新 監督 (JOHNI ZENMYO)

チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台) 善明 叙新 監督 (JOHNI ZENMYO)

  • 出身地:福岡県
  • 趣味:ゲーム
  • 好きなゲーム:RPG/「ファイナルファンタジー・シリーズ」
  • 好きな映画:キングダム
  • 好きなアーティスト:Mr.Children
  • 好きな観光地:大阪
  • 座右の銘・好きな言葉:「自分らしく」

INFORMATION

チエスポーツクラブ( CSC 宮崎台)

電話 044-948-5132
所在地川崎市宮前区馬絹6丁目20-3
最寄駅宮崎台駅 徒歩7分、宮前平駅 約1.5km、梶が谷駅 約1.6km
レッスン時間[平日]15:00~21:00
[土]15:00~17:00
[日]9:00~15:00
※詳しいレッスン時間はHPをご確認ください。
定休日祝日
ジャンル キッズスクール チアダンス・チアリーディング