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中村 詩音 代表(Soi Pilates(ソワピラティス))のインタビュー

Soi Pilates(ソワピラティス) 中村 詩音 代表

Soi Pilates(ソワピラティス) 中村 詩音 代表 (SHION NAKAMURA)

埼玉県出身。3歳からクラシックバレエを続け、プロのダンサーとして海外ツアーにも参加。整体とピラティスを組み合わせた独自のアプローチが特徴のパーソナルピラティススタジオ「Soi Pilates」代表。

3歳から続けたバレエを通じて出会ったピラティス

3歳のころから20年以上、今も続けているクラシックバレエのために取り入れたのが、ピラティスとの出会いです。以前は本格的なダンサーとして、ツアーカンパニーに参加して各地をまわったり、ロシアに滞在したり。海外に行くことも多かったんですが、コロナ禍など世界情勢の影響で、海外に行くことが難しくなり、いったんバレエから離れようかなと。そこで、自分自身のコンディショニングやトレーニングとして続けていたピラティスを活かしたいと思うように。自分自身が長く取り組む中で、ピラティスの良さは実感していましたし、今度はそれを伝えたい。そう思ったのが、ピラティスの資格を取って教えるようになったきっかけです。バレエのために長く続けてきたものが、今につながりました。

 

痛みがある時こそ動きながら整えていく

ピラティスの魅力は、体を動かしながら整えられること。体が固まっていたり、どこかが痛かったりすると、マッサージや整体へ行く方も少なくありません。それで体を緩めることも大切ですが、ピラティスは負担を調整しながら動くので、自分の力で体を整えていくことができるんですよね。例えば足をケガしていた場合も、上半身なら動かせる。痛い部分に負担をかけすぎず、動かせるところから鍛えていける。もともとピラティスはリハビリから発展したものでもあるので、アスリートの方がコンディショニングに取り入れているのも、そうした理由があるのかなと思います。

私自身、バレエを続ける中でいろいろなケガを経験してきました。だからこそ、お客さまから「ここが痛い」と相談された時に、自分の経験と重ねながら「それなら、この部分にアプローチしたほうがいいですよ」とお伝えすることができる。症状や体の状態は人それぞれですが、実際に自分がケガをして、思うように動けなかった経験があるからこそ分かることもあるんですよね。振り返ると、そうした経験も決して無駄ではなかったんだなと。いろいろなケガをしてよかったと思えることもありますね。

 

整体で体を緩めてからその日の状態に合った動きを

レッスンの最初に、軽く整体を行うのも当スタジオの特徴の一つです。体が固まった状態のまま動いてしまうと、かえって無理な力が入ったり、ケガにつながったりすることも。そのため、最初に体をほぐしてから、その日の調子を見てメニューを組むようにしています。お客さまによっては「今日は整体を長めにしてほしい」という日もあったりもしますが、整体だけで終わらせるというよりは、体を緩めたうえで軽いリハビリのような運動や筋力トレーニングを組み合わせることが多いです。

以前、70代のお客さまから「いろいろな病院へ行ったけれど、なかなか良くならなかった。やっぱり自分でも動かないと駄目だと思った」と言われたことがありました。整体と組み合わせることで、そういった方にも無理をさせずに進めることができるのかなと感じています。また、ピラティスの動きだけでなく、ダンベルを使った筋力トレーニングやボールに乗ったエクササイズなど、さまざまな方法を取り入れています。バレエ経験者の方もいらっしゃるので、スタジオにはバーも置いてありますし、一般的なピラティススタジオとは少し内容が違うかもしれません。自分がこれまでバレエやピラティスを通して経験してきたことを組み合わせながら、その方に必要な運動を考えていくスタイルでメニューをご提案しています。

 

姿勢の変化を見える形にして日常にもつなげる

通ってくださっている方の目的は、本当にさまざま。ピラティスがまったく初めてという方もいれば、グループレッスンに通っていたものの、「自分がきちんと動けているのか分からない」と不安を感じて来られる方もいます。バレエやダンスのために始める方、ゴルフの動きに必要な体幹を鍛えたい方、なかなか治らない腰痛に悩んでいる方、在宅勤務が増えて、外へ出る機会や体を動かす時間が減ったことをきっかけに始める方もいらっしゃいますね。写真を見た時に「自分の後ろ姿が気になった」「こんなに姿勢が悪かったんだと驚いた」ということが、始めるきっかけになる場合も。だいたい週に1回のペースで通われる方がほとんどですが、10回ほどレッスンを受けたタイミングで、最初のころとの比較写真をお見せしています。自分では変化に気づいていなくても、写真で比べると姿勢や体のラインがガラッと変わっていることが分かるんです。それがモチベーションになったりもするので、こまめに写真をお見せしながら進めています。

ピラティスが流行り始めたころは、「韓国アイドルのような体型になりたい」というダイエット目的の方も多くいらっしゃいました。ただ、ジムでの運動とは少し違い、ピラティスだけで体重を大きく落とすのは簡単ではありません。その代わり、姿勢が整うことで、実際の体重以上にすっきりして見えることがあります。数字は変わっていなくても、「3キロくらい痩せて見える」ということもあるんですよ。姿勢が良くなることで、代謝にも良い影響が期待できますから。

レッスンの中で一番大切なのは、自分の体の使い方に気づくこと。「今日使った筋肉を意識して歩いてみてください」といったように、日常生活で気をつけられることを宿題としてお伝えすることもあります。日々の小さな積み重ねが、体の変化につながっていきます。

 

心まで少し軽くなる続けやすい場所でありたい

お客さまと接するうえでは、親しみやすい空気感を大切にしています。友達になるというほど近すぎる関係ではないけれど、先生と生徒という堅い距離感でもない。その中間くらいがいいのかなと思っています。仕事であったことを話してくださる方もいますし、家庭のことを相談される方もいます。プライベートな空間だからこそ、ここにいる時間が少しでも息抜きになればいいなと思うんですよね。また、看護師さんや美容師さんなど勤務時間が不規則なお客さまも多いので、皆さんのご希望にあわせて柔軟に対応させていただいています。難しく考えず、気楽に初めてもらいたいですし、皆さんが続けやすい環境を作りたいとも思っています。

私のモットーは「心も体もヘルシーに」なんですね。体だけ鍛えていても、心が疲れていると、その影響は体にも出てきます。だからこそ、苦痛に感じながら運動するのではなく、楽しみながら習慣にしてもらいたい。楽しく体を動かしながら、心も少し軽くなる。そんな時間を一緒に作っていけたらうれしいです。

 

※上記記事は2026年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

Soi Pilates(ソワピラティス) 中村 詩音 代表 (SHION NAKAMURA)

Soi Pilates(ソワピラティス) 中村 詩音 代表 (SHION NAKAMURA)

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味・特技:バレエ
  • よく読む本・愛読書:体関係の本
  • 好きな映画:最近「Michael/マイケル」にハマりました
  • 好きな言葉:努力は裏切らない
  • 好きな音楽:K-POP
  • 好きな場所:自然豊かな場所、海など

INFORMATION

Soi Pilates(ソワピラティス)

所在地川崎市高津区諏訪1丁目19−9 パークプレゾンス301
最寄駅二子新地駅 徒歩5分、高津駅 徒歩10分、武蔵溝ノ口駅 約1.7km
ジャンル ピラティス