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川野 めぐみ 代表(イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室)のインタビュー

イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室 川野 めぐみ 代表

イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室 川野 めぐみ 代表 (MEGUMI KAWANO)

『武蔵野音楽大学器楽学部ピアノ科』卒業後、一般企業勤務を経て36歳で出産。その後音楽の世界に戻り、リトミックやドラムサークルを経てピアノ指導を再開。2011年に『イオラナミュージック』を本格始動。現在は2人の講師とともに地域に根ざした音楽教室を運営。(田園都市線 二子新地駅 徒歩3分)

タヒチの挨拶から生まれた教室名

『イオラナミュージック』という教室名は、私が昔訪れたタヒチの挨拶の言葉「イアオラナ」が由来です。現地では少し簡略化され「イオラナ」と言っていました。すれ違う時の挨拶も「ありがとう」も、なんとなく「イオラナ」で通じる。その響きが好きで、教室の名前にしました。「こんにちは」のような、親しみやすさを込めています。私は両親がヤマハ出身の音楽一家で育ちました。家にはドラムやエレクトーン、ピアノがあり、自然と音楽に親しむ環境でした。その後、母の意向で音大に進学しましたが、当時は「やらなければいけない」という概念で続けており、大学卒業が目的となってしまい、卒業後は一度ピアノから離れてしまいました。卒業後は一般企業に勤め、36歳で娘を出産。その後、縁があって音楽の世界に戻り、娘が1歳の頃から、リトミックのクラスを10年間続けました。その間にピアノを教えてほしいという依頼があり、教え始めることに。2014年から、太鼓を使った「ドラムサークル」というコミュニケーションイベントも並行してスタートしました。コロナ禍でグループ活動が難しくなりリトミッククラスは解散しましたが、ピアノ個人レッスンの要望が増え、2021年から現在のようなテナント教室として本格的に動き出しました。

理想の教室スペースと温かな交流

現在の教室ロケーションは、私の自宅と、通ってくださる生徒さんのおうちからの近さが決め手でした。以前は自宅で教えていましたが、土日は家族がいるため指導がしづらく、場所を探していました。たまたまここが空いていて、オーナーに音が出るが防音室を設置する旨相談したところ、ご快諾いただきました。ピアノだけでなくドラムサークル用のアフリカンドラム等を40〜50台持っているため、保管場所にも困っていたのですが、ここなら広いので、倉庫スペースも確保できる好条件でした。現在はレッスン室が2つあり、複数講師が並行してレッスンを行っています。待ち合いスペースには本やおもちゃを置いていて、生徒さんや保護者の方が自由に過ごせる環境です。前後の生徒さん同士が同じ小学校だったり、学年が違っても顔見知りになったり。ここで繋がりが増えるのは嬉しいことですね。発表会では学年ごとにグループで演奏することもあって、個人演奏とは違う楽しさで盛り上がります。この教室をきっかけに学校でも挨拶できる仲になってくれたら、それは素敵なことだと思います。

 

「太鼓も叩くピアノの先生」地域との繋がり

ピアノレッスンは私を含めて3人の講師で行っています。1人はみか先生。リトミックを長くやってこられた、子供が大好きな先生です。もう1人はりゅう先生で、育児中のママでもあり、基礎からしっかり教えてくれます。3人ともタイプは違いますが、それぞれの個性に合った生徒さんがついてくださっています。レッスンは月3回、各30分です。教室ではピアノを教えていますが、出張でドラミングイベント「ドラムサークル」を実施し、太鼓をたたく事もあります。教室のある大山街道沿いは地元のイベントが多くて、近くの二子神社のイベントなどで太鼓を叩いたり、生徒さんにも声をかけて一緒に遊びに行ったり、「太鼓もたたくピアノの先生」という感じです。この地域は、昔パン工場だった場所に500世帯の大規模マンションが建ち、ファミリー層が一気に増えました。地元の小学校は多い時には1学年7〜8クラスもあって、子供がとても多いエリアです。一方で、古くからこの街に住んでいる方々もいらっしゃいます。行政も新しい人たちを積極的に受け入れる体制があって、私も2021年に太鼓のイベント「高津大山街道リズムフェス」で行政と一緒に活動させてもらいました。おじいちゃん、おばあちゃんから若い人まで、世代を超えて融合している土地柄なので、これからも様々な形で関わらせていただきたいと思っています。

子供たちの「第3の居場所」として

指導する上で大切にしているのは、ここが子供たちにとって「第3の居場所」になることです。今の子供たちは毎日のように習い事をしていて本当に忙しい。その中で苦しんでいる子もいます。ここが、友達にも親にも言えないようなことをこぼせる心の支えの場になれたら、と願っています。個人レッスンという近い距離で、幼稚園から小・中学校卒業までほぼ毎週30分、長い時間を一緒に歩んでいきます。保護者でも学校の先生でもない、絶妙な距離感で寄り添う存在でありたいです。未就学の頃から教えている子が今では中学生になって、話し方も大人びて。成長を感じるのがとても嬉しいんです。長年一緒にいると、できなかったことができるようになる過程が見えて、親のような気持ちで感動します。私自身が音楽を嫌々やっていた時期があったので、子供に無理やりやらせることはしたくありません。好きな曲があれば「やってみれば」という、緩やかなスタンスで教えていきたいですね。通われている生徒さんも、楽しく音楽に触れたいという方が多いです。プロ志向というより、人生の彩りとして音楽を楽しみたいという親御さんの想いを感じます。このエリアの子供たちは、1人で5つも6つも習い事を掛け持ちしているのが普通。週に1日しか空いていない子も珍しくありません。練習時間を確保するのが難しい環境ではありますが、その中でも「できた」という喜びを体験してほしい。成長に伴い部活や受験で選択を迫られますが、人生にそっと寄り添ってくれる音楽を、細く長く続けてほしいと思っています。

 

人生のワンステップに。これからの展望

当教室は、音楽が人生の良いステップやアクセントになるよう、サポートしています。コンクールでバリバリ弾くというより、それぞれのタイプや目的に合わせ、それぞれの人生の中のステップアップとなれるよう、伴走していきたいです。

今は子供がメインの教室ですが、今後はシニア向けの大人グループクラスを作りたいと考えています。みんなでワイワイ、コミュニケーションを楽しみながら1曲を仕上げるような、音楽コミュニティを作ってみたいですね。地域の方へは、気軽な教室なので、興味があればぜひピアノに挑戦してみてほしいと伝えたいです。遊びに来るような感覚で始めていただければ、楽しい発見があるかもしれません。

※上記記事は2025年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。



イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室 川野 めぐみ 代表 (MEGUMI KAWANO)

イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室 川野 めぐみ 代表 (MEGUMI KAWANO)

  • 出身地:東京都
  • 趣味:民族楽器の演奏と旅行
  • 好きな場所:世界遺産や自然のある場所
  • 好きな音楽:映画のサウンドトラック
  • 好きな映画:チョコレートドーナツ
  • 好きな言葉:なんとかなる

INFORMATION

イオラナミュージック(Iorana Music) 高津区二子新地ピアノ教室

所在地川崎市高津区二子1-7-14 コーポ三田
最寄駅二子新地駅 徒歩2分、高津駅 徒歩8分、溝の口駅 約1.5km
営業時間[平日]10:00~20:00
[土曜]9:00~20:00
定休日日曜
ジャンル 音楽教室